医師が処方するくすりと市販のくすりの違い
2022年05月30日
医師・歯科医師の処方せんや指示により使われるくすりを医療用医薬品といいます。市販のくすりには、一般用医薬品、要指導医薬品があります。
医療用医薬品は、作用や使用方法などの点で医師や薬剤師などの専門家による管理が必要であり、大部分に保険が適用されています。あなたが医療機関や保険薬局で調剤を経て受け取るくすりは、診察した時点でのあなたの病状にあわせて種類や量が決められた医療用医薬品です。医師の指示通りに使用しましょう。医師から指示を受けずに保管して自分の判断で使用したり、他の人に譲ったりしてはいけません。
医療用医薬品と市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)で同じ効果を表示している場合でも、成分が異なったり、含量が異なったり、効き方や効き目が異なることがあります。医療用医薬品の効能・効果を知っているからといって、自分の判断で市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)の代わりに使うようなことは絶対にやめましょう。