手軽にできる節電方法とは?

2023年07月24日

私たちの生活になくてはならない電気。誰しも「電気代はできるだけ節約したい」とは思うものです。ただ、夏の節電と聞くと「暑い日でもエアコンをつけないで我慢する。」というイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫で、簡単に節電はできます。具体的にどうすれば電気代を節約できるのか、日々の生活の中で便利さや快適さをなるべく維持したままで、できる節電方法を紹介します。

カーテンで窓からの熱の侵入を防ごう

夏場の熱気の多くは窓から室内に入り込みます。夏の冷房時に入り込む熱の73%が窓や扉などの開口部からと言われます。カーテンは、日差しを遮るだけでなく、屋外からの熱気も防ぎます。また、冷房の冷気が逃げるのを防ぐため、冷房が効率的に使えます。外出時にもカーテンを閉め、室内の温度上昇を少しでも抑えましょう。特に厚手のカーテンや遮熱カーテンだとより効果的です。

エアコンのフィルターの掃除はこまめにしましょう

エアコンのフィルターは、2週間に1度をめどに掃除をしましょう。フィルターのほこりは、水洗いをするか掃除機で吸いとりましょう。フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。例えば、6畳用(2.2kW)のエアコンのフィルターを清掃した場合、年間で電気31.95kWhの省エネになり、年間で約860円の節約になります。

外から帰ってきたらまず換気をしよう

外出から帰ってきて、部屋の中が外よりも暑いと感じたときは、エアコンを入れる前に、まず、窓を開けて部屋の換気を行いましょう。換気のコツは、部屋の対角線にある2つの窓を開けて空気の動線を作ることです。部屋の対角線にある2つの窓を開けることで、空気が通りやすくなり部屋全体を換気できます。また、窓が1つしかない部屋の換気は、扇風機やサーキュレーターを窓の外へ向けて設置しましょう。