毒のあるキノコや山菜などにご注意を! うっかり食べると食中毒に

2024年06月24日

キノコ狩りや山菜採りなどの際に、食べられる種類と誤って毒のある種類を採ってしまい、それを食べて食中毒を起こして入院したり、亡くなったりする例が毎年後を絶ちません。なぜ山菜や野草、キノコの有毒種と食用種を取り違えるのか、取り違えを避けるにはどうすればよいか、などについてご紹介します。

 キノコ狩りや山菜採りなどをする人は、食べられる種類と毒のある種類について知っておくとともに、次のようなことに注意してください。安全に食べられると確実に判断できないものは、絶対に、採らない、食べない、売らない、人にあげない安全に食べられるかどうか不確かなものは食べないようにしましょう。また、他の人からもらったものに有毒種が混じっていて食中毒になった例もあります。食用かどうか不確かなものは人にあげない、人からもらったものも不安なときは食べない判断も大事です。

体調が悪くなったらお近くの医療機関へ

口に入れて強い苦味や舌のしびれなどを感じたら、すぐに吐き出してください。気づかずに食べて、後で体調が悪くなったときはすぐに近くの医療機関で診察を受けてください。

園芸用の観賞植物の誤食にも注意しましょう

観賞植物の中には食べると有毒なものがあります。そうした有毒種を家庭菜園や庭などに植えて誤食を招くことがあります。家庭菜園などでは、食用と園芸の種類が混じらないようにし、何を植えたのか分かるようにしておきましょう。

なお、毒キノコの見分け方や安全な食べ方などについて、さまざまな情報が言い伝えられていますが、なかには明らかな誤りもあります。例えば次のようなことを見聞きしても、信じてはいけません。