知っておきたい認知症の基本
2023年03月27日
「もしも、親や身近な人、あるいは自分自身が認知症になったらどうしよう…」そんな不安を抱いたことはありませんか。そもそも、認知症とは?症状が出たらどうすればいい?家族や周囲は、本人とどう接したらいいの? 困ったときに気軽に聞ける相談先は?
「認知症」とは、さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人も増加しています。65歳以上の高齢者では、平成24年度の時点で7人に1人程度とされ、年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり、今後も認知症の人は増え続けると予想されています(※1)。なお、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI ※2)の人も加えると4人に1人の割合となりますが、MCIの方がすべて認知症になるわけではありません
主な相談先
◯かかりつけの医師 ◯医療機関の「もの忘れ外来」
◯市町村等に設置されている認知症に関する相談窓口や、地域包括支援センター等
◯公益社団法人 認知症の人と家族の会「全国もの忘れ外来一覧」
◯認知症疾患医療センター