防災情報の総合窓口「防災ポータル」

2024年03月11日

自然災害に備えるには情報が大切。そこで様々な防災関連のウェブサイトを「お気に入り」にしていくと、地震や津波、大雨や台風、竜巻・突風や火山噴火……、いくつも登録すればいいの?そんなかたには「防災ポータル」があります。「防災ポータル」を入口にすれば、様々な自然災害や、事前事後に役立つ様々なウェブサイトやアプリに簡単にアクセスできます。

(1)被害状況
国土交通省の土砂災害情報や災害・防災情報、気象庁の防災気象情報や地震情報、内閣府や総務省、消防庁などの災害情報、首相官邸の災害・危機管理情報Xなどで、災害による被害の状況を知ることができます。なお、気象庁の「防災情報」サイトでは日本語・英語の2つの言語に対応しています。

(2)気象状況
気象庁による気象情報のほか、国土交通省・東京都による雨量や放射線測定結果などを調べることができます。

 (3)逃げるための情報 

例えば、「東京都防災マップ」とそのモバイル版にアクセスできるので、東京都内の避難所など防災施設を検索できます。どちらも日本語のほか英語・韓国語・中国語(簡)の3つの言語に対応しています。

(4)交通・物流状況
通行可能な道路情報や交通規制などの道路交通情報をはじめ、鉄道・航空各社の情報を調べるためのサイトにアクセスできます。九都県市首脳会議の「防災首都圏ネット 交通機関等運行情報」(日本語・英語・韓国語・中国語(簡・繁))、国土交通省の「災害時における通行可否の情報(通れるマップ)」(日本語)と「鉄道各社の状況」(日本語)など、公共交通や道路などの状況を知ることができます。

(5)被災者支援情報

避難所や被災地での生活に関する情報や、被災者・被災事業者に対する生活再建・復興支援に関する情報など、被災後の生活に関する情報にアクセスできます。厚生労働省の「災害情報」(日本語)や中小企業庁の「経営サポート「経営安定支援」」(日本語)などがあります。

 (6)安否情報

災害用伝言サービスや安否情報検索サービスから、家族や知人の安否情報を調べることができます。総務省の「災害用伝言サービスに関するお知らせ」(日本語)、外務省の「在日外国公館リスト」(日本語・英語)などが紹介されています。