B型・C型ウイルス性肝炎治療のための 医療費助成制度
2023年01月30日
日本国内でB型・C型肝炎ウイルスの感染者数は200万人を超えると推定されています。放っておけば肝硬変や肝がんなどに進行する危険がありますが、早期発見と適切な治療で重い病気への進行を防ぐことができます。そのため、厚生労働省は平成20年度から「肝炎総合対策」を推進し、肝炎ウイルス検査の受検を促進するとともに、B型・C型肝炎ウイルスに起因する肝炎について、医療費助成を行っています。
B型肝炎・C型肝炎の検査は、血液検査で行うことができます。多くの市区町村・保健所では、無料で肝炎ウイルス検査を受けられるようになっています。また、病院や診療所、会社や自治体の健康診断でも検査を受けられるところが多くなっています。
早期に病気を発見できれば、適切な治療を行うことができますので、積極的に検査を受けましょう。ウイルス性肝炎について不安のある方は、かかりつけ医や保健所などにご相談ください。