急性アルコール中毒の怖さを知っていますか?

2026年04月20日

「場の空気を壊したくないから」「強く勧められたから」――そんな理由で、短時間に多量のお酒を飲む、いわゆる「イッキ飲み」をしたり、他人にさせたりしたことはありませんか?それは、命にかかわる「急性アルコール中毒」になりかねない危険な行為です。正しい知識を身につけて、楽しく安全にお酒と付き合いましょう 

重症になると意識を失い、呼吸が止まるなどして命を失うことが。

急性アルコール中毒は、短時間に多量のお酒を飲むことにより血中アルコール濃度が急上昇して、脳に影響を与える状態をいいます。お酒を飲むと人は「酔った」状態になりますが、それはお酒の成分であるアルコールが血液に溶けて脳に運ばれ、脳に作用することによって起こります。酔いの程度は、血中アルコール濃度によって段階的に変わりますごく軽いうちは顔が赤くなったり陽気になったりする程度で「ほろ酔い」ともいわれますが、状態が進んで「酩酊」や「泥酔」を超えると、正常に歩けなくなったり意識がもうろうとしたりします。さらに進むと意識を失ったり失禁したりするようになり、なおも進むと脳の呼吸中枢が正常に働かなくなって死に至ります。実際、急性アルコール中毒のために救急搬送されたり死亡したりする例が、毎年のように起きています。

「昨夜は飲み過ぎて記憶をなくした」「酔って眠り込んで電車を乗り過ごした」などと笑い話にされることがありますが、これはアルコールによって脳が影響を受けていたためで、一歩間違えればもっと深刻な事態になっていたかもしれません。

特に、「イッキ飲み」のように、短時間に多量のアルコールを摂取する飲み方は、血中アルコール濃度が急上昇しやすく、一気に「泥酔」や「昏睡」といった危険な状態になりがちです。絶対に避けましょう。

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