がん検診はなぜ大事?

2025年09月08日

日本では国民の2人に1人が"がん"になり、4人に1人が"がん"で亡くなっています。がんにかかる可能性(罹患率:りかんりつ)は年齢とともに高まりますが、特に働き盛りの女性では、同世代における男性の罹患率を大きく上回っています。 「血縁者でがんになった人はいないから・・・」と気にかけない人もいますが、遺伝によるがんの発症はまれなケースです。むしろ、食生活や飲酒、喫煙(受動も)、睡眠といったふだんの生活スタイルが大きく影響すると言われています。また、医療技術の進歩によって、一部のがんでは早期発見・早期治療が可能になってきました。自覚症状が出る前にがんを見つけることができるがん検診は死亡率を減少させる確実な方法です。がん検診によって早期がんを見つけることができれば、80%から90%以上治るがんもあるということが分かっています。