もしものときの救急車の利用法

2022年08月01日

突然の重い病気やひどいケガをした人に、応急手当を行い適切な医療機関に搬送するのが救急隊の役目です。緊急性が高いと判断したときは、迷わず救急車を要請してください。一方で、救急車や救急隊員の数は限られていますので、症状の軽い方が安易な救急要請をすることは望ましくありません。救急車を適切に利用するためのポイントを紹介します。 一刻を争う状況では、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です。

「119番」で救急車を要請するときのポイント

「119」番に電話をしたら、電話に出た職員に「救急車が必要」とはっきりと伝えてください。その次に、救急車が来てほしい場所(住所)を伝えてください。救急車は、住所が分かった時点で出動します。あとは落ち着いて、救急車が必要な人の症状や、年齢、性別などを伝えてください。

また、通報内容から通信指令員が救急車の到着前に応急手当の必要があると判断したときは、適切な応急手当の方法を指導します。それに従って可能なかぎり実施してください。