薬にはどんな種類があるの?

2021年08月16日

薬は「医療用医薬品」、「要指導医薬品」、「一般用医薬品」の大きく3つに分類されます。「医療用医薬品」は医師の処方に基づいて使用する薬で、「要指導医薬品」「一般用医薬品」は、薬剤師等による情報提供を踏まえて、症状にあわせて薬局等で購入する薬です。「要指導医薬品」は、医療用医薬品から市販薬に変更となってからの期間が比較的短いものなどが該当します。「一般用医薬品」は、リスクに応じて、第1類から第3類までの3種類に分けられます。

第1類医薬品は、副作用などのリスクがあり、特に注意が必要なもので、販売する際には薬剤師が医薬品に関する情報提供をすることとされています。例としてはH2ブロッカーを含む胃薬や一部の毛髪用薬などがあります。
第2類医薬品は、副作用などのリスクがあるもので、販売する際には薬剤師または登録販売者(※)が情報提供をすることとされています。かぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸薬などの多くがこれに当てはまります。
第3類医薬品はそれ以外の一般用医薬品で、薬剤師または登録販売者により販売されます。ビタミン剤や整腸薬などがこれに当たります。薬剤師または登録販売者のいるコンビニエンス・ストアやインターネットなどでも販売されていました。